天使の梯子　吉田美和の軌跡　Dreams Come True

どれだけ多くの人の心を癒してきたのか、、、。
日本でのトップシンガーとして長年走り続けてきているドリカム、吉田美和の軌跡をたどる。

もっとドリカムのことを好きになるために、もっと吉田美和のことを好きになるために！！

● ドリカム嫌いなんて聞いたことない！

● なぜ！？ ドリカムが女性支持者が多いのか！？

● なぜ！？ 愛されるのか！？

なぜ！？　なぜ！？　なぜ！？　と、三度続けたくなるような彼女の存在を知りたくなった。


『 晴れたらいいね 』 『 あの夏の花火 』 『 琥珀の月 』 『 星空の映る海 』 『 SWEET SWEET SWEET 』…。
ドリカムワールドの原風景は美和の故郷・北海道にあった。
ついに世界進出を果たした希代のアーティストの青春時代~現在を取材。


■目次

●Chapter1 世界の歌姫へ
・日本人としての夢を託せる世界デビューがついに実現
・『TIME』の表紙を飾ったのは世界的な歌手として認められた証拠
・移籍の噂が一人歩き……ビッグの証明とはこのこと
・ドリカム史上最大のピンチ 西川隆宏の人身事故
・「みんなも元気?」「こっちも元気!」 吉田美和のステージは超パワフル

●Chapter 2 あの夏の花火
・『晴れたらいいね』に描かれたステキな親子関係
・今も心に残る故郷の自然 池田の夏は『あの夏の花火』に結実
・どこか北欧の町のような街並み その中で育まれた〝心象風景〟
・二人の弟といっしょに父を「トー」 母を「カー」と呼んだ子供の頃
・頭がよくて運動もできて それでいてちょっとマセていた早熟少女
・偏差慎七〇は本当! 成績はいつもトップで誰からも好かれる子
・友達にオリジナル曲を披露 中学生で二〇〇曲近い曲を作っていた

●天使の梯子が見える場所
・天使の梯子が見える場所 IKEDA Walker

●Chapter3 天使の梯子
・あだ名も「ミーヤン」から「ミワシ」に 高校入学後の〝大変身〟
・ポプコンで入賞 「私はうたうために生まれてきたの」が口癖に
・憧れの世界へ通じている〝天子の梯子〟 やがてそれを登る日が
・思春期の恋心が見事にとらえられた 『エメラルドの弱み』は真実
・さようなら故郷 高校卒業の日の旅立ちのコンサートで見せた涙
・文集に寄せた〝ユーミン〟になんか負けるもんか!″ の言葉をずっと心に
・渋谷のワンルームで一人暮らし 有名歌手のバックコーラスを
・中村正人との運命の出会い 突然うたい出した美和にびっくり

●Chapter4 グラミー賞への階段
・五枚目のアルバムで大ブレイク ユーミンを超えた!
・頂点に達した九五年の夏 ワンダーランドのステージ
・〝素顔〟のままに音の世界を 駆け巡る美和の姿が
・金銭問題ではなかった レコード会社移籍の真相
・危険なカケとの声も でも天才だから心配ナシ
・ますます深まる詞の世界 最後の夢へ一直線

●あとがき Afterword

■著者　水野泉